【レポート】2002年夏休み旅行 鹿児島へ(2日目) 大浪池と高千穂峰登山

5時10分、目が覚めました(死)。そんな時には朝風呂です。大浴場に行くと、早起きのおっちゃんが数人いましたが、空いています。露天風呂に行くと誰もいませんでした。とりあえず泳ぎました(爆)。

サパーリしたところで再び眠り、8時46分、起床です。外を見ると台風の影響でしょうか、小雨が降っています。(´・ω・`)ショボーン

昨日の残りのカマンベールチーズケーキを食べ、ホテルのお土産屋さんでいも系のお土産を買って、9時19分、チェックアウトしました。霧島道路を走り、大浪池登山口を目指して走ります。

9時35分、大浪池登山口に到着。早速片道40分の登山開始です。( *´∀`)

ひたすら山を登って行きます。結構辛いものがありますが、大浪池を見る為に頑張ります。途中、何度も休憩しましたが倒れそうです。「( ´-`).。oO(ここで倒れちゃったら誰か見付けてくれるかなぁ)」とか真剣に考えていました。(;´Д`)

10時11分、休憩所に到着したので一服です。

休憩所から少し進むと眼前に大浪池が姿を見せました。森の中にぽっかりと大きな池がある景観は筆舌に尽くし難いものがあります。苦労した甲斐がありました。雨は止んでいましたが、風がもの凄かったです。吹き飛ばされそうになって岩でひざを擦り剥きました。(∩Д`)゚。

とりあえず記念撮影(*´∀`)

ひとしきり感動した後、下山する事にしました。下山途中、「( ´-`).。oO(肉食いてぇなぁ)」とか真剣に考えていました(笑)。10時50分、下山完了です。次の目的地は、坂本竜馬も新婚旅行で登ったという高千穂峰です。高千穂峰に登って、標高1,574mの山頂に刺さっている天の逆鉾を見るのです。天の逆鉾は以前からずっと見たいと思っていたのです。

11時12分、高千穂河原に着きました。駐車場のおばちゃんに所要時間を聞くと、大体片道2時間ぐらいかかるみたいです。「今日は風が強いよ。( *´∀`)」と言われましたが登山開始です。

まずは登山口にある霧島神宮趾に立ち寄りました。

そして登山開始。延々登って行きます。大浪池よりも遥かに険しい道のりです。しかもまた雨が降って来ました(死)。やはり何度も休憩しながら、頑張りました。

大浪池の場合は人工の道が作られていたんですが、こちらは途中で人工の道が無くなりました(汗)。岩の塊がごろごろとあるだけです。

しかも傾斜がどんどんきつくなって行きます(死)。しかも登って行くにつれて霧と風が酷くなって行きます・・・。そして先は長いです。(;´Д`)

なんだか、お気軽登山という雰囲気ではなくなって来ました(死)。決死の登山です(死)。もはや下界は霧に閉ざされ、行く手にも霧が・・・(汗)。数メートル先が見えません。風ももはや暴風で、斜面に必死にへばり付かないと吹き飛ばされそうです。ちょっとした石が飛び交っています。「イダダダダ(∩Д`)゚。」とか言いながら全身びしょ濡れ&小石まみれになって登り続けます。(;´Д`)

すると、霧の向こうからおばちゃんが下山して来ました。「この上もの凄い風ですよ。私は怖いから戻って来ました。( ノд`)」って・・・。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

「あとどれくらいあるんですか?」って聞いたら、「まだかなりあると思いますよ。」って・・・(汗)。更に「主人は行ってしまいましたけどね。(;´Д`)」って・・・(汗)。奥さん、ご主人置いてけぼりで戻って来たのかよ・・・?(;´Д`)

おばちゃん単独で下山( ´_ゝ`)

おばちゃんの話を聞いて少し腰が引けましたが、まあ大丈夫だろうと思い、更に登って行きます。・・・が、マジで命の危険を感じました(汗)。風が尋常ではありません・・・。数メートル登っては岩に必死にしがみ付いて飛ばされるのを耐え、風が少し収まった時を見計らってダッシュで数メートル先の次の岩に向かいます・・・。しがみ付いた岩影にカメムシがいました。カメムシも必死にしがみついています。「お前、なんでこんな辛い所に!?( ノд`)」と妙な親近感を感じました(涙)。たかだか数メートル進むのに何分もかかります。体力の消耗も激しいです。こぶし大の岩が吹っ飛ばされているのを見た時には覚悟しました・・・。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

死にそうな中、記念撮影( ´_ゝ`)

ちょっと元気そうな表情で撮り直し(死)

しがみ付く岩を求めて進んで行ったのですが、いかんせん霧で方向がよく分かりません・・・。気付くと目の前に「この先、危険につき通行できません。」の立て札が・・・。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

方向を修正して、馬の背までなんとか来ました。暴風はますます激しくなって行きます(汗)。馬の背はそんなに急斜面ではないのですが、左右に風を遮るものが無く、幅も狭いです。崖から転落しないよう、這いつくばって少しずつ少しずつ進んで行きます・・・。「地球め、俺を引き剥がすつもりか!」とか真剣に考えていました。( ´_ゝ`)

すると、霧の中から誰か下山してきました。先程の奥さんのご主人でしょう。「あと何分ぐらいかかりますか?」って聞いてよく見ると、イギリス系の外国人さんでした(汗)。「( ´-`).。oO(「あと何分ぐらいかかりますか?」って英語で何て言うんだっけ・・・)」とか考えていると、「ジカン?30プングライ。ガンバッテ。( *´∀`)」と言われました(死)。こちらも「Thank you.( *´∀`)」と少し舌を巻きながら応えました(爆)。

そして更に暴風の中を這いつくばって進んで行きます・・・。進む事十数分、これ以上単独で進むのはさすがに危険だと判断出来る状況に陥りました。よくテレビとかで登山隊が頂上まで数百メートルで登頂を断念するシーンを見て、「( ´-`).。oO(なんで引き返すんだ)」と思っていたのですが、その気持ちが分かりました。たった数メートルの事で状況がもの凄く悪化するのです。天の逆鉾まではおそらくあと数百メートルでしょう。「せっかくここまで来たんだし。天の逆鉾をずっと見たいと思ってたじゃないか。」という声と「命あってのものだね。またいつの日か出直せばいい。」という声が脳内で交錯します。かなり長い間悩みましたが、13時13分、結局断念して引き返す事にしました(涙)。人生に敗北した気分です。(∩Д`)゚。

もう少しのはずなのに(∩Д`)゚。

必死で時間をかけて進んで来た道を戻ります(涙)。崩れる岩に足を取られて何度も転びながら下山します。下るにつれて、風や霧が収まって行きます。

何度も引き返して頑張ろうかと思いましたが、思い留まりました。下界が見えて来る頃、おじさんが登って来るのとすれ違いました。山頂付近の危険な状況を知らせて別れました。おじさんも馬の背あたりまで頑張って登るとの事です。ガンバッテ。( *´∀`)とちょっと外国人っぽく応援しました(爆)。

ガンバッテ(*´∀`)

14時11分、なんとか生きて下山出来ました。いつかリベンジしてやる。( ´_ゝ`)

高千穂河原の駐車場で、るるぶ鹿児島を見て今夜の宿探しです。西鹿児島駅の近くにある鹿児島第一ホテルというところを確保しました。時間は15時3分。時間的に少し余裕があったので、急遽日本三大砂丘の一つである吹上浜に行ってみる事にして出発です。途中、銀セリカとすれ違いました。ドライバーの方と目が合ってしまいました(笑)。

高速に乗り、吹上浜を目指します。15時46分、桜島SAで休憩です。ここで食事を摂る事にしました。焼肉定食です(爆)。蝿が近寄って来て邪魔でした。( ´_ゝ`)

西郷どんがいたので、トロで遊んでみました。(´┏┓`)

指宿スカイラインを降り、吹上浜を目指して走り続けます。途中、展望休憩所という所があったので車を停めてみましたが、単なる待避所で何も展望出来ませんでした(死)。2分で出発です。( ´_ゝ`)

そして17時24分、吹上浜海浜公園に到着です。早速歩いて海岸を目指します。

海岸に着くと、砂浜が広がっていました。予想通り、ちょうど東シナ海に沈み行く夕日が見えました。感動しましたが、浜辺はゴミだらけでした。海ガメが産卵に来るので有名な砂浜なんだから、みんなもっと綺麗にしようよ。( ´_ゝ`)

逆光の中、記念撮影

吹上浜を後にし、鹿児島第一ホテルを目指して出発です。鹿児島市内に入ると渋滞(死)。小雨の降る中、19時26分、なんとか辿り着きました。フツーのビジネスホテルでした(死)。しかも駐車場に溝があり、タイヤが落ち込んだ時にフロントバンパーの底からゴンッ!って聞こえて来ました(死)。( ´_ゝ`)

窓からはぁゃιぃビデオショップが(死)

ホテルにチェックインして、早速晩ご飯の買い出しに行きました。例によってファミリーマートです(死)。ホテルに戻り、ご飯を食べたり、テレビを観たり、風呂に入ったり、JAVAアプリのダライアス(笑)をしたりして寛ぎました。

22時15分、就寝です。もちろんすっぽんぽんです(死)。

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